2010年07月13日

セレクトセール2010 2日目

 2日目は当歳馬のセリが例年と違い1日で行われた。1億円を超える馬は1頭出るか出ないかと思っていたが、いつもの馬主さんがちがお買い上げで2頭出た。

 さすがに当歳ともなると無理に安く売ることもないということか、昨日よりは売却率は落ちて74.4%(昨日は80.0%だった)、という結果だった。

 人気の中心はやはりディープインパクト、その次がゼンノロブロイだった。母馬の名前を目にしても実績のある繁殖が少ないようではあったし、その分高額で落札される馬の数えられるほどであったが、全体的にはリーズナブルな価格で取引された馬がほとんどだった。近藤利一氏、島川隆哉氏、金子真人氏など予算に余裕のある馬主は今の時代そう多くない。今後の経費や高いリスクを考えれば、妥当な価格で買われたということだろう。

 逆に高かった馬たちは現段階で本当にいいと感じた馬主が多かった分競り上げられた結果と言える。もっとも高かったからといって必ず重賞とれているのかというと1勝するのもやっとだったり、デビューさえおぼつかない馬もいるのでわからないものである。


 1番高かった馬はトーセンの冠で知られる島川氏が落札したダービー馬の全弟アコースティックスの2010(牡)父:ネオユニヴァースだった。価格は11,200万円。
 島川氏はインタビューで「いって1000万(条件)くらいでしょう」と語っていた。

 2番目はフェスタデルドンナの2010(牡)父:ゼンノロブロイだった。価格は10,500万円。グローブエクワインマネージメント(有)名義で落札されているが、おそらく山本英俊氏の代理ではなかろうか。

 1億を超えたのは上記2頭で、5000万を超えたのは上記2頭を含めた10頭だった。

 近藤利一氏は、POG関係のインタビューでもう1歳馬はいらないから当歳を少し買うと語っていたし、噂では会社の経営状態が苦しいだろうから本当に参戦するのかというのも目にしたが、結局それなりに購買されていた。確かに、一時ほど目立った派手な頭数や価格での購買はなかったが、それなりにお買い上げされていた。
 アドマイヤムーンを売却されたあとは、期待された産駒を多く持ちつつも目立った活躍馬が出ていないが、馬の仕入れも堅実になっているようだ。


 あと、2日間での気がついた点としては、ダーレージャパンが1頭しか購買しなかったこと。そしてその1頭も社台グループの生産馬ではなく、グランド牧場の生産馬(父Medaglia d'Oroの牡馬)だった。

 あともう1点は、「ジャパンフードビジネス(株)」という会社が昨日の1歳馬市場で5頭ほど落札していたこと。取り立てて注目されるような馬を落札されていたわけではないが、これだけ複数頭数落札されていると目についたというだけだが…。

 ちなみにこの会社の代表は岡田甲子男氏で、同社がアリアケジャパン(東証1部上場)の筆頭株主であり、岡田氏が第2位株主である。ちなみに、アリアケジャパンのHPによれば天然調味料のリーダーカンパニーだそうだ。

 
 昨年、今年の経済状況を反映した落札額を見るにつけクラブ(社台・サンデー)の募集価格も超A級血統馬を除いてもう少し安くして欲しいと思ってしまうが、完売してしまう状況では安くなるどころか、まだ微妙に釣り上げられるかもしれない。そして、その値付けと同水準のキャロットクラブも全馬完売することは無いにせよ、特に牡馬は安くなることは無さそうだ。


posted by ふぁんとむ at 23:50| Comment(0) | 競馬全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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